地震、噴火、津波で生じた損害

地震などの天災による被害を補償する保険として、地震保険があります。これは火災保険によって補償されない天災による家屋や家財の被害に備えるものですが、被災者の生活の安定を目的としているため補償対象は居住用の住居や家財であって、事業専用の建物や家財、貴金属、骨董品、有価証券は補償されず、加えて自動車も補償対象外となっています。地震保険で補償されない自動車の被害については、自動車保険で補償される場合があります。通常の自動車保険で自損事故などの補償を付けても、天災による被害は補償対象外です。保険の約款をよく読むと、保険金をお支払できない場合として、戦争、外国の武力行使、暴動、地震、噴火、津波によって生じた損害、核燃料物質などによるものなどが記載されています。現在の日本で戦争などは考えにくいのですが、天災は心配されるところです。このため、よく探してみると、一部の保険会社で取り扱われている自動車保険に、天災に関する補償の特約が見つかります。この特約の名称は保険会社によってバラバラですが、わずかな保険料の追加で付帯することができます。但し、全ての保険会社で、この補償特約があるわけではないので、必要に応じ保険会社に直接問い合わせるなどしっかり確認することが重要です。